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バイオマスエネルギー

HOME > バイオマスエネルギー > 近畿最大級のバイオマス発電設備群

木質バイオマス発電のパイオニアとして

兵庫パルプは、1993年、パルプ蒸解廃液(黒液)を燃料とするバイオマス発電(3号発電)による本格的な電力供給を国内で初めて実現しました。そして2004年には建築廃材を主としたバイオマス発電設備を稼働させ、グリーン電力認定を受けるとともに地域社会への電力供給を増加しました。

バイオマス発電は、安定的なエネルギーが得られる自然エネルギーとして、社会的にもその拡大が期待されています。

兵庫パルプは、廃材等を燃料とする木質バイオマス発電の先駆者として、地球と社会にやさしいエネルギー供給を推進しています。

バイオマス発電設備の現況

バイオマスエネルギーを燃焼させて得られる高温の蒸気を利用して発電機を稼働させ、電気を産み出しています。

バイオマス発電設備の現況

5号バイオマスボイラー

5号バイオマスボイラーは、2017年12月から稼働している新しいバイオマス発電設備です。

未利用材、一般木材、PKSをバイオマス燃料としています。階段式水冷ストーカ方式のボイラーを備えているため、水分の多い燃料でも安定して燃焼させることが可能です。発電出力は22,100kWで、発電した電気は「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」の設備認定を受け、電気事業者への売電を行っています。

写真:5号バイオマスボイラー

写真:5号バイオマスボイラー

2020年4月改定の資源エネルギー庁策定ガイドラインに基づきパーム椰子殻(PKS)の持続可能性を確保するため、次のような自主的取り組みを行っています。

  1. PKS調達先の商社及び調達元の現地サプライヤーと協力し、安定調達協定書を締結しています。
  2. 主な燃料発生地点(搾油所)から発電所までの流通経路及び持続可能性、合法性の確保のために適切な配慮がされているかの把握に努め、調達先商社に対し認証取得済搾油所からの調達を推奨しています。
  3. PKS発生地点である搾油所の情報、PKS第三者認証の取得状況については、調達先商社を通じて随時確認してまいります。

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